最新AGA治療の魅力!美容皮膚科専門のプロが解説する

AGA治療中には癌が見つかりにくくなる

男性型脱毛症(AGA)はテストステロンが関与する薄毛、脱毛症のことです。テストステロンは男性ホルモンであるため、この男性型脱毛症は男性特有のものです。テストステロンは男性の場合、ほとんどが睾丸から分泌されます。それが毛根組織に到達すると、5αリダクターゼによって活性化され、薄毛、脱毛症を引き起こすようになります。

AGA治療にはプロペシアという薬がよく使用されます。この薬は前述の5αリダクターゼを阻害します。それによってテストステロンが活性型になれなくなってしまい、毛根に影響を与えることができなくなってしまうため、AGA治療薬としての効果があります。このAGA治療は、2~3年の比較的長期継続する治療です。

薄毛の予防のためにプロペシアを服用する場合はずっと服用し続ける必要があります。そこで副作用が気になるところですが、副作用に関してはそこまで多い薬ではありません。しかしながら前立腺癌の発見が困難になります。前立腺癌の発見のためには通常血液検査でPSAという指標で評価します。

これがある一定値以上に高くなると前立腺癌の可能性が高いと判定されます。しかしプロペシア服用中にこのPSAの血液検査をすると、血中PSA濃度が下がってしまいます。ですからプロペシア服用中にはPSAの値を2倍に補正して前立腺癌かを判定する必要があります。このようなことが起こるのでAGA治療をしている時に前立腺癌の検査をする場合には必ず事前にその旨を申し出るようにしましょう。

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